アイカツカード事件 [娘のこと]
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今年の夏ごろから、娘がアイカツデビューをしました。
・・・といっても地道に少しずつカードを手に入れるくらいです。
今、女の子たちの間では、“アイカツカード” 大ブームですね。
私はゲームセンターのような機械音がうるさい場所が嫌いなのでゲームセンターには行かないのですが、仕事の都合などでじじ＆ばばに子どもたちを預けていると、こっそりデパートのゲームセンターをリクエストし連れて行ってもらったようです。
“ママが嫌いだから内緒ね・・・”という流れも、素直な子ども達はだまってられずに勝手に自己申告してきますけどね(#^.^#)
そんなこんなで、夏休みの間に集めたカードが１８枚。
あんまり嬉しそうなので、カードファイルを１００均で買ってあげたら喜びＭＡＸで、“今度は〇〇のグループにしよう♪”・・・なんて何度もカードの順番を入れ替えてはニヤニヤ(*^_^*) なんともかわいらしい。
数日後、事件はおこりました。
夏休みの間、平日は学童に預けていました。その学童は厳しい戒律は無く、本や小さなおもちゃなら自己責任で持ってきてよいとのこと。（もちろんゲーム機はダメですよ）
娘は女の子達の間でブームのアイカツカードをどうしても持って行きたかったようで、ある日持って行っていいか？と聞いてきました。
“学童の先生がいいならいいよ～”とあまり深く考えないでＯＫを出してしまいました。
その時、もう少し気を回して声をかけておけばよかったのですが・・・・娘はファイルで持って行くと大きいので“先生に何か言われちゃうかも～”と少し気弱になり、カードを全部外してバックの外ポッケにそのまま入れて持って行ったようでした。
さて、お迎えに行くと私の顔を見た途端、目をうるうるさせて口をへの字に曲げます。
“どうしたの～？”と聞くと、私の袖をひっぱり先生から遠ざけ、“ママ怒らない？”と聞きます。
“怒るも何も聞かないとわからないよ”と言い、少し落ち着かせて話を聞くと・・・
“ママごめんなさい。カード失くしちゃったの”・・・といい、更に涙(;_:)
聞くところによると、遊びの時間に何人かカードを持ってきている女の子達と見せ合いっこをして、バックの外ポッケ（一番出し入れのしやすい場所）に片づけたんですと。
帰りに荷物の整理をしていて、ポッケの中を何気に見ると・・・あっ！！カードがない・・・
先生にはなんとなく言えずに、私が迎えに行くまでひたすら我慢をしていたようです。
遠目に見ていた先生方が“何かあったんですか？”・・・と聞いてくるので、娘をなだめて“ママはそんな事じゃ怒らないから、ちょっと遊んでおいで”と言うと、少し安心して遊具に駆けて行きます。
普段から持っているものは大事にするように言っているので、娘はカードを失くしたことよりも、カードを失くした事を怒られるかもしれない・・・という恐怖とたたかっていたようです。
学童の先生に内容をお話しすると、そりゃ大人の考えは・・・“誰かがバックから取ったのだろう”・・・です。
考えようによっては深刻ですよね。 たかがカードですけど、大人なら立派な犯罪です。
少し借りて、返し忘れてしまったのかもしれません。
もしかしたら、どうしても欲しいカードが混ざっていたのかもしれません。
おもちゃやカードやゲームなど、子どもの世界では“いいなぁ～うらやましいなぁ～”は当たり前のこと。
でも、そう思ったからって黙って人のものを持って行けるのは２～３歳位までです。
小学校にもなると、親・保育園・幼稚園などから口がすっぱくなるほど言われ続けて、“人のものを持って行くことはいけない事”という概念は植えつけられているはず。
だからこそ、持って行った子の心理状態が心配です。
学童の先生たちと話し、一応、事を大げさにしないようにしてそれとなく個別に聞いていくという事にしてもらいました。
うちの娘はあまり物への執着が無いのか、私に怒られないとわかると肩の荷が降りたように遊んでいます。
それに何より、彼女はカードが盗まれたとは思っていません。自分が失くしたと思っているのです。
ここ、ものすごく大事なことですよね。 まだ、他人が自分を傷つけるとは考えていないのです。
もし、先生が事を荒立て犯人捜しを始めたら、娘は自分の周りに悪意があるかもしれない・・・と漠然と考え出し、もしかしたら人を信じる心が削られてしまうかもしれません。
だからこそ、自分の娘のためにも、そしてもしかしたら悪意なく純粋に欲しいという欲求だけで手を出してしまった誰かのためにも、静かに話を進めてもらおうと考えました。
先生にカードの事を聞かれた事で、返せなくてもいいから、少しでも“ごめんなさい”という気持ちになってくれればと思います。
翌日から、学童へのカード類の持ち込みは禁止となりました。
心配などいしていませんでしたが、娘の切り替えは意外と早く、“また集めよう。じいちゃん連れて行ってくれるかな～” “今度は失くさないように気を付けるね”などど次の楽しみにしてしまいました。
我が娘ながら逞しいな～（●＾o＾●）
現在２１枚。私はゲームセンターには行かないので、アイスやレターセットなど実用性のあるものの付録でカード集めを手伝っています。
たった２１枚でも、一枚々を手に入れることを特別な事として盛り上げているので、彼女的には人より少なくても満足しているようです。
沢山持っている子は大勢いるようですが・・・まぁ、ぼちぼちと楽しく集めましょうね。
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今年の夏ごろから、娘がアイカツデビューをしました。
・・・といっても地道に少しずつカードを手に入れるくらいです。
今、女の子たちの間では、“アイカツカード” 大ブームですね。
私はゲームセンターのような機械音がうるさい場所が嫌いなのでゲームセンターには行かないのですが、仕事の都合などでじじ＆ばばに子どもたちを預けていると、こっそりデパートのゲームセンターをリクエストし連れて行ってもらったようです。
“ママが嫌いだから内緒ね・・・”という流れも、素直な子ども達はだまってられずに勝手に自己申告してきますけどね(#^.^#)
そんなこんなで、夏休みの間に集めたカードが１８枚。
あんまり嬉しそうなので、カードファイルを１００均で買ってあげたら喜びＭＡＸで、“今度は〇〇のグループにしよう♪”・・・なんて何度もカードの順番を入れ替えてはニヤニヤ(*^_^*) なんともかわいらしい。
数日後、事件はおこりました。
夏休みの間、平日は学童に預けていました。その学童は厳しい戒律は無く、本や小さなおもちゃなら自己責任で持ってきてよいとのこと。（もちろんゲーム機はダメですよ）
娘は女の子達の間でブームのアイカツカードをどうしても持って行きたかったようで、ある日持って行っていいか？と聞いてきました。
“学童の先生がいいならいいよ～”とあまり深く考えないでＯＫを出してしまいました。
その時、もう少し気を回して声をかけておけばよかったのですが・・・・娘はファイルで持って行くと大きいので“先生に何か言われちゃうかも～”と少し気弱になり、カードを全部外してバックの外ポッケにそのまま入れて持って行ったようでした。
さて、お迎えに行くと私の顔を見た途端、目をうるうるさせて口をへの字に曲げます。
“どうしたの～？”と聞くと、私の袖をひっぱり先生から遠ざけ、“ママ怒らない？”と聞きます。
“怒るも何も聞かないとわからないよ”と言い、少し落ち着かせて話を聞くと・・・
“ママごめんなさい。カード失くしちゃったの”・・・といい、更に涙(;_:)
聞くところによると、遊びの時間に何人かカードを持ってきている女の子達と見せ合いっこをして、バックの外ポッケ（一番出し入れのしやすい場所）に片づけたんですと。
帰りに荷物の整理をしていて、ポッケの中を何気に見ると・・・あっ！！カードがない・・・
先生にはなんとなく言えずに、私が迎えに行くまでひたすら我慢をしていたようです。
遠目に見ていた先生方が“何かあったんですか？”・・・と聞いてくるので、娘をなだめて“ママはそんな事じゃ怒らないから、ちょっと遊んでおいで”と言うと、少し安心して遊具に駆けて行きます。
普段から持っているものは大事にするように言っているので、娘はカードを失くしたことよりも、カードを失くした事を怒られるかもしれない・・・という恐怖とたたかっていたようです。
学童の先生に内容をお話しすると、そりゃ大人の考えは・・・“誰かがバックから取ったのだろう”・・・です。
考えようによっては深刻ですよね。 たかがカードですけど、大人なら立派な犯罪です。
少し借りて、返し忘れてしまったのかもしれません。
もしかしたら、どうしても欲しいカードが混ざっていたのかもしれません。
おもちゃやカードやゲームなど、子どもの世界では“いいなぁ～うらやましいなぁ～”は当たり前のこと。
でも、そう思ったからって黙って人のものを持って行けるのは２～３歳位までです。
小学校にもなると、親・保育園・幼稚園などから口がすっぱくなるほど言われ続けて、“人のものを持って行くことはいけない事”という概念は植えつけられているはず。
だからこそ、持って行った子の心理状態が心配です。
学童の先生たちと話し、一応、事を大げさにしないようにしてそれとなく個別に聞いていくという事にしてもらいました。
うちの娘はあまり物への執着が無いのか、私に怒られないとわかると肩の荷が降りたように遊んでいます。
それに何より、彼女はカードが盗まれたとは思っていません。自分が失くしたと思っているのです。
ここ、ものすごく大事なことですよね。 まだ、他人が自分を傷つけるとは考えていないのです。
もし、先生が事を荒立て犯人捜しを始めたら、娘は自分の周りに悪意があるかもしれない・・・と漠然と考え出し、もしかしたら人を信じる心が削られてしまうかもしれません。
だからこそ、自分の娘のためにも、そしてもしかしたら悪意なく純粋に欲しいという欲求だけで手を出してしまった誰かのためにも、静かに話を進めてもらおうと考えました。
先生にカードの事を聞かれた事で、返せなくてもいいから、少しでも“ごめんなさい”という気持ちになってくれればと思います。
翌日から、学童へのカード類の持ち込みは禁止となりました。
心配などいしていませんでしたが、娘の切り替えは意外と早く、“また集めよう。じいちゃん連れて行ってくれるかな～” “今度は失くさないように気を付けるね”などど次の楽しみにしてしまいました。
我が娘ながら逞しいな～（●＾o＾●）
現在２１枚。私はゲームセンターには行かないので、アイスやレターセットなど実用性のあるものの付録でカード集めを手伝っています。
たった２１枚でも、一枚々を手に入れることを特別な事として盛り上げているので、彼女的には人より少なくても満足しているようです。
沢山持っている子は大勢いるようですが・・・まぁ、ぼちぼちと楽しく集めましょうね。
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